企業向けメンタルヘルス研修講師派遣

近年増加傾向にある精神疾患・メンタルヘルスの不調

社員の心身の健康を守るためには、正しいメンタルヘルスに関する知識と技術の習得が不可欠です。 当方では、企業向けに実践的なメンタルヘルス研修をご提供しています。

研修プログラムの構成

  • ・セルフケア編(個人のストレス対処・心のセルフチェック)
  • ・管理職向けラインケア編(部下への対応・相談体制の整備)
  • ・コミュニケーション編(対面とテキストの違いを理解)

ストレスやメンタルヘルスの理解を深めることで、企業としてのリスクマネジメント(ラインケア)と、 個人としてのセルフケアの両面から、職場の健全な環境づくりに貢献します。

特徴

ウェルネスドアの健康セミナー選ばれる3つの理由

 

 

①集合研修&オンライン&動画配信

3つのケースに対応

 

 

 

 

②多様な専門家講師が対応

産業医/管理栄養士/看護師/保健師

健康運動指導士/パーソナルトレーナー
フィットネスインストラクター

理学療法士 等 

 

 

 

③ヒアリングから講師キャスティング

企画制作まで全てオーダーメイドで

対応

 

 


オンライン

在宅勤務者対応・集合研修を回避で準備時間や開催費用のコストを削減

  • Microsoft Teams
  • ZOOM
  • その他:貴社導入のWEB会議システムから配信対応可能

 

 WEBサポート

WEBアンケート収集と分析 

  • 参加者へのwebアンケート収集と分析レポートをご提供
  • 従業員の関心の高い分野・健康課題の抽出が可能

セミナー後の理解度を測定 

  • セミナー後にwebクイズを出題。セミナー後の理解度をレポート

 

導入実績

業界を問わず多くの企業様にご利用頂いております

  • 札幌ヤクルト販売株式会社
  • 株式会社QVCジャパン
  • ニッタ株式会社
  • 丸紅プロテックス株式会社
  • 滋賀県市町村職員共済組合
  • 東京ガスiネット株式会社
  • DOWAホールディングス株式会社
  • ニッタ・デュポン株式会社
  • 東京不動産管理株式会社
  • 京王観光株式会社
  • 株式会社アグレックス
  • 苫東石油備蓄株式会社
  • 島根銀行従業員組合
  • パナソニックCNS労働組合
  • パナソニックコーポレートユニオン
  • NTTファイナンス株式会社
  • 株式会社ライフフィット
  • 東レ基礎研究所(労働組合)
  • キヤノンファインテックニスカ労働組合
  • AGC株式会社健康保険組合
  • 警察共済組合

導入シチュエーション

  • 社員総会のプログラム
  • 社員研修(管理職・新入社員など)
  • 女性の健康推進
  • 就業後の健康増進
  • 社内の高齢化対策 
  • リクルート対策(健康支援・健康増進の福利厚生)
  • 健康保険組合-労働組合の健康づくり事業
  • 地方自治体の健康推進


サービス概要

従業員向け「セルフケア編」、管理職向け「ラインケア・コミュニケーション編」をご提供します。

セルフケア編

自己評価・セルフケア・医療機関の利用法を学習

ラインケア編

部下・同僚の異変に気づき、迅速な対応を行うマネジメント研修

対象区分

  • 新入社員
  • 世代別(25歳・35歳・45歳・55歳・定年時)
  • 男性社員・女性社員
  • 管理職

期待できる効果

組織・チーム

約7割が「上司・同僚」に相談。特徴と傾向を知ることで、変化に気づき、迅速な対応が可能。

個人

真面目で我慢強い人ほど深刻化しやすい。理解を深めることで早期対処が可能。

主なカリキュラム

セルフケア編

  • ストレスと原因の把握
  • メンタル不調の疾患と特徴
  • 精神疾患の傾向
  • ストレスコーピング
  • セルフケアとマインドフルネス
  • ヨガ体験
  • 医療機関の活用
  • 事前アンケート回答

ラインケア編

  • 安全配慮義務
  • 事例・判例
  • 兆候の把握
  • 対応とコミュニケーション
  • アンガーマネジメント
  • 管理者の役割
  • 休職・復職支援

テレワーク対応

  • 心理的安全性と人間関係
  • 対面とテキストの違いと課題

※お問い合わせ毎に最適なカリキュラムをご提案(カスタマイズ対応)

開催時期・講師・料金

推奨開催時期

  • 通年
  • 10月(世界メンタルヘルスデー)
  • ストレスチェック集団分析結果後

講師について

産業医 / 精神科医 / 保健師 / 看護師 / 臨床心理士

料金形態

【お見積り対応】
お問い合わせフォームよりご連絡ください。ヒアリング後、講師キャスティング・企画・お見積りをご案内。

※研修時間・開催方法(講師派遣/オンライン/動画配信)・オプションの有無を確認

参考価格: 45分 ¥75,000~

サポート

サポート体制
  1. 事前ヒアリング
    ▶開催目的/参加対象者/ご予算
  2. 企画制作
    ▶講師キャスティング/企画毎のお見積り
  3. 社内プロモーションサポート
    ▶パンフレット/チラシ作成
  4. 教材作成
  5. 開催後のWEBアンケート調査
    ▶参加者にWEBアンケートを実施

 


オプションサービス

  • 産業医により個別カウンセリング
  • 実施オンラインセミナーを録画、後日配信配信(復習・未受講者向けにご活用頂けます)
  • セミナーの内容を要約し、データパンフレットとしてご提供

職場のセルフケアレベル診断

従業員が活き活きと働く職場づくりのために。8つの質問から、貴社のメンタルヘルス課題(セルフケア)と必要な対策を明らかにします。
(複数選択可)の設問があります。


職場のラインケアレベル診断

管理職の対応力は、組織の未来を守る鍵。8つの質問から、貴社のラインケアに関する現状と課題を可視化します。
(複数選択可)の設問があります。


こころのストレス度 セルフチェック(K6)

この1ヶ月間のあなたの気持ちについて、最も近いものを選んでください。

【必ずお読みください:極めて重要な注意】
このチェックは、心理的なストレスの程度を把握するための世界的な標準指標ですが、**医学的な診断に代わるものでは決してありません。**うつ病や不安障害などの精神疾患の診断は、医師による問診を経て行われます。
結果にかかわらず、心身の不調や悩み、強いストレスを感じている方は、自己判断せず、必ず精神科・心療内科などの専門医療機関や、公的な相談窓口にご相談ください。

質問 1 / 6

質問文がここに表示されます。

管理職向け ラインケア実践度チェック

ご自身の普段のマネジメントを振り返り、最も近いものを選んでください。

【このチェックツールの目的】
このツールは、部下のメンタルヘルスを守り、活気ある職場をつくるための「ラインケア」に関するご自身の行動や意識を振り返るためのものです。個人の能力を評価したり、誰かと比較したりするものではありません。ご自身のマネジメントの強みや今後のヒントを見つけるきっかけとしてご活用ください。

質問 1 / 12

質問文がここに表示されます。



メンタルヘルス研修のポイント

企業内で行われるメンタルヘルス研修では、以下のような方々を取り残さないことが重要です:

  • 自分は大丈夫だと思っている人
  • 不安や不調を感じているが、周囲に気づかれたくない・相談できない人

全社員研修や世代別研修(25歳・35歳・45歳・55歳など)として実施することで、これらの方々も安心して参加できる環境を整えることができます。

特に「会社や同僚に知られたくない」という方にとっては、「全員が一緒に受ける」形式が安心材料となります。

主なメンタルヘルスにおける課題

  • 適応障害
  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 発達障害
  • パニック障害 / 不安障害
  • 強迫性障害
  • 摂食障害
  • パーソナリティー障害
  • 依存症
  • 統合失調症
  • PTSD
  • てんかん
  • 認知症

ストレスの種類

物理的・肉体的ストレス

  • 仕事内容
  • 労働時間
  • 持病
  • 睡眠不足
  • 飲酒・喫煙・受動喫煙
  • 寒暖差・騒音・通勤
  • 出産・育児

心理的・社会的ストレス

  • 人間関係
  • 人事評価・転勤・キャリア
  • 退職・解雇・ノルマ
  • 恋愛・結婚・育児

ストレスコーピングとは

ストレスコーピングとは、ストレスの原因に対して上手に対処し、負担を軽減し、前向きに解消しようという考え方です。

対処ができない場合、精神疾患の発症や、以下のような二次行動による健康被害が起こる可能性があります:

  • 過食
  • 過度な飲酒
  • 夜更かし / 睡眠不足
  • 暴力・暴言
問題焦点型
情動焦点型
ストレス解消型


企業の持続的成長に不可欠なメンタルヘルス研修

1. 企業を取り巻くメンタルヘルスの現状

現代のビジネス環境では、変化の速さ、業務の複雑化、働き方の多様化により、従業員が受けるストレスは増加の一途をたどっています。
メンタルヘルス不調は、もはや特別なことではなく、企業経営に以下のような影響を及ぼします。

  • 生産性の低下:プレゼンティーイズムやアブセンティーイズムの増加
  • 休職・離職率の増加:人材流出と採用・育成コストの損失
  • 安全配慮義務:法的リスクの回避が必要

これらの課題に対応するには、問題発生後の対処ではなく、予防と早期対応が重要です。
その中核となるのが、研修による知識とスキルの付与です。

2. セルフケア研修(全従業員向け)

従業員が自らの心の健康を守る「セルフケア」のスキルを身につけることを目的とした研修です。

  • ストレスへの気づきと対処:兆候に早期に気づき、深刻化前に対処
  • 正しい知識の習得:偏見を払拭し、相談行動を促進
  • レジリエンスの向上:柔軟に対応し、回復する力を育成

個人の問題解決能力を高めると同時に、「自分の健康は自分で守る」文化を醸成します。

3. ラインケア研修(管理職向け)

管理職が部下のメンタルヘルスケアを行うための具体的なスキルを習得する研修です。

  • 部下の異変への早期発見:勤怠・集中力・様子の変化に気づく
  • 適切な声かけと傾聴:安心して悩みを打ち明けられる関係性を構築
  • 専門家への橋渡し:産業医・人事・外部機関への連携
  • 職場環境の改善:業務量の適正化と円滑なコミュニケーション促進

4. 結論:持続可能な組織を作るための戦略的投資

セルフケアとラインケアは両輪として機能強力なセーフティネット
これらの研修は、単なるコストではなく、企業の未来を支える人材を守り、生産性を高め、企業価値を向上させる戦略的投資 全社的な取り組みとして体系的に導入することが、これからの時代を勝ち抜く、しなやかで強い組織の礎


メンタルヘルス対策、はじめの一歩

従業員の心の健康は、企業の持続的な成長に不可欠な経営課題です。ここでは、企業が取り組むべきメンタルヘルス対策の重要性を、公的なデータを交えて3つの側面から解説します。

1. メンタルヘルス研修とは?企業が導入すべき理由

メンタルヘルス研修は、従業員が心身の健康を維持・増進するための知識を学び、ストレスに適切に対処できるスキルを身につけるための教育機会です。これは単なる福利厚生ではなく、企業の未来を守るための戦略的な投資と言えます。

厚生労働省の「令和5年 労働安全衛生調査」によると、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した労働者がいた事業所の割合は13.3%にのぼります。特に従業員1,000人以上の企業では、その割合は90.8%という高い数値を示しており、もはや他人事ではありません。

さらに、メンタルヘルス不調による経済的損失は深刻です。ある調査では、日本の労働者のメンタルヘルス不調に関連する生産性損失額は年間7.6兆円に達するという試算もあります。これは、休職者の人件費だけでなく、周囲の従業員の業務負荷増加や生産性低下(プレゼンティーズム)といった目に見えにくいコストを含むものです。

企業には従業員の心身の健康を守る「安全配慮義務」があります。メンタルヘルス研修の導入は、この義務を果たすと共に、休職や離職のリスクを低減し、生産性を向上させ、活気ある職場環境を築くための重要な一手です。

出典:
・厚生労働省「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)
・横浜市立大学「メンタル不調の影響、年間7.6兆円の生産性損失に

2. ラインケア研修で職場のメンタル不調を防ぐ方法

ラインケアとは、管理職が部下の心の健康をケアし、働きやすい職場環境を整える取り組みです。日常的に部下と接する管理職は、メンタル不調の「最初のサイン」に気づける重要な存在です。

職場のストレス要因として、厚生労働省の調査では「仕事の量」「仕事の失敗、責任の発生等」「対人関係」が常に上位に挙げられます。これらの問題は、上司が部下の状況を把握し、適切にサポートすることで軽減できるケースが多くあります。

ラインケア研修では、管理職が以下のスキルを体系的に学びます。

  • 「いつもと違う」部下の変化に気づく力:遅刻や欠勤、ミスの増加、表情の変化など、不調のサインを早期に察知します。
  • 傾聴と声かけの技術:部下の話を真摯に聴き、安心感を与え、一人で抱え込ませないためのコミュニケーションを実践します。
  • 専門家へつなぐ知識:プライバシーに配慮しつつ、産業医や社内外の相談窓口の利用を適切に促します。

適切なラインケアは、不調者の早期発見・早期対応につながるだけでなく、チーム全体の心理的安全性を高め、コミュニケーションを活性化させる効果も期待できます。結果として、休職率の低下、生産性の向上、エンゲージメントの向上に貢献します。

出典: 厚生労働省「令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)

3. セルフケア研修で社員のストレス耐性を高める

セルフケアとは、従業員一人ひとりが自らのストレスに気づき、主体的に対処(ストレスコーピング)できるようになることです。変化の激しい現代において、自分自身の心の健康を守るスキルは、すべての働く人にとって必須と言えます。

多くの従業員は、日々の業務の中で様々なストレスに晒されています。しかし、ストレス反応(イライラ、不安、不眠、集中力低下など)が自身のストレスによるものだと正しく認識できていないケースも少なくありません。

セルフケア研修では、以下のような内容を実践的に学びます。

  • ストレスのメカニズムの理解:なぜストレスを感じるのか、心身にどのような影響があるのかを正しく学びます。
  • ストレスサインへの気づき:自分自身のストレス反応のパターンを知り、早めに「疲れている」サインをキャッチします。
  • 多様なストレス対処法の習得:運動や趣味などの気分転換、リラクゼーション法、物事の捉え方を変える認知的なアプローチ、同僚や上司への相談など、自分に合った対処法のレパートリーを増やします。

セルフケアのスキルを身につけることで、従業員はストレスに対してしなやかに対処できる「レジリエンス(心の回復力)」を高めることができます。これにより、メンタル不調を未然に防ぎ、一人ひとりがパフォーマンスを最大限に発揮できる職場環境の土台が築かれます。

心の健康を守るセルフケアの流れ

STEP 1: ストレスに気づく

「なんだか疲れてる?」「最近イライラするかも…」
心と体の小さなサインを見逃さない。

STEP 2: 対処法を試す

自分に合った方法で早めにストレスをケアする。

運動・散歩 趣味の時間 深呼吸・瞑想 十分な睡眠

STEP 3: 状況を整理し、視点を変える

何がストレスの原因か書き出してみる。
「まあ、仕方ない」「別の方法もある」と捉え方を変えてみる。

STEP 4: 一人で抱えずに相談する

信頼できる人に話すだけで、気持ちが楽になることも。

上司・同僚 家族・友人 産業医・相談窓口

GOAL: ストレス軽減 & 回復

セルフケアを習慣にし、心の回復力(レジリエンス)を高める。


メンタルヘルスアクションチェックリスト

参考:職場環境改善のためのメンタルヘルスアクションチェックリスト の開発

領域 アクション項目
(A)
作業計画への参加と情報共有
  • 作業の日程作成に参加手順を定める
  • 少人数単位の裁量範囲を増やす
  • 個人あたりの過大な作業量があれば見直す
  • 各自の分担作業を達成感のあるものにする
  • 必要な情報が全員に正しく伝わるようにする
(B)
勤務時間と作業編成
  • 労働時間の目標値を定め、残業の恒常化をなくす
  • 繁忙期やピーク時の作業方法を改善する
  • 休日や休暇が十分とれるようにする
  • 勤務時間制・交代制を改善する
  • 個人の生活条件に合わせて勤務調整が出来るようにする
(C)
円滑な作業手順
  • 物品と資材の取り扱い方法を改善する
  • 個人ごとの作業場所を仕事しやすくする
  • 作業の指示や表示内容をわかりやすくする
  • 反復・過密・単調作業を改善する
  • 作業ミス防止策を講じる
(D)
作業場環境
  • 温熱環境や音環境、視環境を快適化する
  • 有害環境減を隔離する
  • 職場の受動喫煙を防止する
  • 衛生設備と休養設備を改善する
  • 緊急時の対応手順を改善する
(E)
職場内の相互支援
  • 上司に相談しやすい環境を整備する
  • 同僚で相談でき、コミュニケーションがとりやすい環境を整備する
  • チームワークづくりを進める
  • 仕事に対する適切な評価を受け取ることが出来る
  • 職場間の相互支援を推進する
(F)
安心できる職場のしくみ
  • 個人の健康や職場内の健康問題について相談できる窓口を設置する
  • セルフケアについて学ぶ機会を設ける
  • 組織や仕事の急激な変化にあらかじめ対処する
  • 昇進・昇格・資格取得の機会を明確にし、チャンスを公平に確保する
  • 緊急の心のケアを行う対策を整える

事例:メンタルヘルスの不調から休職までのプロセス

出典・参考:順天堂大学医療看護学部 医療看護研究
「IT産業で働くシステムエンジニアがメンタルヘルス不調をきっかけに休職に至るまでのプロセス」

(1)メンタル不調のきっかけ

<繋がっているが、孤独な関係性>

  • タイムリーに相談しづらい関係性
  • 新たな業務への戸惑い、ストレスを抱える
  • 関係性の中で、業務をうまく遂行できない
  • 受け止めてもらえない不満や苛立ち
  • 自身の強固な信念に拘り、辛くても頑張る

これらが複雑に絡み合い、「繋がっているが、孤独な関係性」を形成し、ストレスを高めていることが判明。

(2)メンタル不調となった時期

<問題を抱え込み自身を追い詰める → 自らを閉じ込める>

仕事でのミスや進捗の遅れによる叱責や焦りを抱え、サポートが得られない状況で一人で作業を抱え込む悪循環に。

  • 頑張りが認められない苦悩
  • 上司との関係が崩れる
  • 顧客の期待に応えられない辛さ(リーダーの場合)
  • 遅れを取り戻そうと一人で頑張るがミスを繰り返す
  • 生活リズムの乱れ(夜遅く・朝早く)→ 睡眠不足

このような状況が「自らを閉じ込める」状態へと進行。

(3)休職に至る時期

<自責・失望・不能感>

  • 遅刻・欠勤が続き、内科やメンタルクリニックを受診
  • 辛くても休めず、ミスを繰り返す悪循環
  • 睡眠導入剤や安定剤を服用しながら出勤
  • 「原因は自分の能力不足」と思い込み、自責の念
  • 叱責による「自信を失う言葉かけ」に苦悩
  • 「思い通りにならない自分」に失望
  • 「もう自分では仕事は成しえない」と諦める
  • 頑張る力がなくなり、「不能感」が強くなる

現代人のストレス要因と企業ヨガの役割

ストレスの主な要因

厚生労働省の調査によると、現代人が抱えるストレスの要因には、
仕事の量・人間関係・将来への不安などが挙げられています。
男女別でも傾向に違いがあり、女性は人間関係、男性は業務量に関する悩みが多いとされています。

参考:厚生労働省『労働者健康状況調査』2007年

職場で推奨される「4つのケア」

  • セルフケア:従業員自身によるストレス管理
  • ラインケア:管理職による部下のケア
  • 産業保健スタッフによるケア
  • 職場外資源によるケア:外部専門機関の活用

出典:労働者の心の健康の保持増進のための指針(厚生労働省)

企業ヨガが果たす役割

ヨガは、セルフケアの一環として心身のリラクゼーションを促進し、
呼吸法・瞑想・ストレッチによって交感神経の興奮を抑え、ストレスを軽減
また、企業がヨガを導入することで、職場のメンタルヘルス対策としても有効であり、
健康経営の推進や、従業員の働きやすい環境づくりに貢献します。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 「セルフケア研修」と「ラインケア研修」の違いは何ですか?
セルフケア研修は、従業員が自身のストレスサインに気づき、正しく対処するための知識とスキルを学ぶ研修です。
一方、ラインケア研修は、管理職が部下の「いつもと違う」様子を早期に察知し、適切な声かけや相談対応、職場環境の改善を行うためのマネジメントスキルを習得します。
両方を実施することで、組織のメンタルヘルス対策はより強固になります。
Q2. どのような専門家が講師を担当するのでしょうか?
貴社の課題やご要望に合わせ、最適な専門家が登壇します。
産業医・臨床心理士・精神科医・保健師など、豊富な経験を持つプロフェッショナルが講師を務めますので、信頼性が高く、実践的な研修をご提供できます。
Q3. 当社特有の課題(例:ハラスメント、テレワークでの孤立)に合わせた内容にできますか?
はい、可能です。弊社の強みは、完全オーダーメイドのプログラムです。
ハラスメント防止、テレワークにおけるコミュニケーション、世代間のギャップなど、貴社が抱える具体的な課題に的を絞った研修内容を企画・制作いたします。
Q4. この研修は、法律で義務付けられているものですか?
研修自体が直接法律で義務付けられているわけではありません。
しかし、企業には従業員への安全配慮義務があり、ストレスチェック後の職場環境改善や、パワーハラスメント防止措置の一環として、これらの研修は極めて重要かつ効果的です。
Q5. 研修の効果はどのように測れますか?
ご希望に応じて、研修前後に理解度を確認するWEBアンケートなどを実施可能です。
従業員の意識の変化や知識の定着度を可視化し、研修効果の測定と今後の課題抽出に役立てることができます。
Q6. オンライン研修の場合、全国の拠点からでも参加できますか?
はい、もちろんです。オンライン形式は、場所を問わず全国の従業員が同時に参加できるのが最大のメリットです。
普段お使いのWEB会議システム(Zoom, Microsoft Teamsなど)を利用するため、特別なアプリのインストールなども不要です。
Q7. 研修時間はどのくらいですか?また、料金の目安を教えてください。
研修時間はご要望に応じて60分〜120分が一般的ですが、柔軟に対応可能です。
料金は研修時間、形式、講師、内容によって変動いたします。
お見積もりは無料ですので、ご予算やご希望をお気軽にお聞かせください。貴社に最適なプランをご提案します。

健康経営をトータルでサポートします

ウェルネスドア合同会社は、企業様の健康経営をトータルでサポートするため、
多岐にわたる健康セミナーと、貴社に最適なプランがわかる
無料の「健康経営ロードマップ診断」を提供しています。


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