熱中症予防対策セミナー

高齢者を中心に増加する「熱中症」への理解と対策

近年の傾向と社会的背景

近年、特に高齢者を中心に熱中症の発症件数が増加しています。
多くの病気と異なり、熱中症は自覚症状が乏しく、対策意識も低くなりがちです。

しかし、重症化すると命に関わる危険性があり、家庭・職場・地域での予防が急務となっています。

熱中症がもたらすリスク

熱中症は、体温調節機能がうまく働かなくなることで発症します。
特に高齢者は、暑さを感じにくく、水分補給を忘れがちなため、重症化しやすい傾向があります。

・軽度:めまい、頭痛、倦怠感
・中度:吐き気、筋肉のけいれん、意識障害
・重度:意識不明、臓器障害、死亡リスク

早期の気づきと対策が、命を守る鍵となります。

個人でできる熱中症対策

熱中症は、日常生活の中で予防可能です。
以下のようなセルフケア習慣を身につけることが重要です:

・こまめな水分補給(のどが渇く前に)
・エアコンや扇風機の活用
・外出時は帽子・日傘・通気性の良い服装
・室内でも定期的な温度確認
・高齢者や子どもには周囲の声かけと見守り

家庭・職場での予防行動

・職場では冷房の適切な使用と水分補給の声かけ
・家庭では高齢者の室温管理と見守り
・地域では熱中症予防の啓発活動や講習会の開催

一人ひとりの意識と行動が、周囲の命を守ることにつながります。


特徴

ウェルネスドアの健康セミナー選ばれる3つの理由

 

 

①集合研修&オンライン&動画配信

3つのケースに対応

 

 

 

 

②多様な専門家講師が対応

産業医/管理栄養士/看護師/保健師

健康運動指導士/パーソナルトレーナー
フィットネスインストラクター

理学療法士 等 

 

 

 

③ヒアリングから講師キャスティング

企画制作まで全てオーダーメイドで

対応

 

 


オンライン

在宅勤務者対応・集合研修を回避で準備時間や開催費用のコストを削減

  • Microsoft Teams
  • ZOOM
  • その他:貴社導入のWEB会議システムから配信対応可能

 

 WEBサポート

WEBアンケート収集と分析 

  • 参加者へのwebアンケート収集と分析レポートをご提供
  • 従業員の関心の高い分野・健康課題の抽出が可能

セミナー後の理解度を測定 

  • セミナー後にwebクイズを出題。セミナー後の理解度をレポート

 

導入実績

業界を問わず多くの企業様にご利用頂いております

  • 札幌ヤクルト販売株式会社
  • 株式会社QVCジャパン
  • ニッタ株式会社
  • 丸紅プロテックス株式会社
  • 滋賀県市町村職員共済組合
  • 東京ガスiネット株式会社
  • DOWAホールディングス株式会社
  • ニッタ・デュポン株式会社
  • 東京不動産管理株式会社
  • 京王観光株式会社
  • 株式会社アグレックス
  • 苫東石油備蓄株式会社
  • 島根銀行従業員組合
  • パナソニックCNS労働組合
  • パナソニックコーポレートユニオン
  • NTTファイナンス株式会社
  • 株式会社ライフフィット
  • 東レ基礎研究所(労働組合)
  • キヤノンファインテックニスカ労働組合
  • AGC株式会社健康保険組合
  • 警察共済組合

導入シチュエーション

  • 社員総会のプログラム
  • 社員研修(管理職・新入社員など)
  • 女性の健康推進
  • 就業後の健康増進
  • 社内の高齢化対策 
  • リクルート対策(健康支援・健康増進の福利厚生)
  • 健康保険組合-労働組合の健康づくり事業
  • 地方自治体の健康推進


熱中症対策研修サービス概要

主なカリキュラム

  • 熱中症の症状と発生条件
    └ 倦怠感 / 頭痛 / 吐き気 / 意識障害
    └ 発生時期(季節・気温・湿度)
    └ 発症者の傾向(年齢・体格・性別・生活習慣)
  • 環境設定
    └ 熱中症警戒アラートの活用
    └ 室温管理と空調の工夫
  • 対策
    └ 水分補給の頻度と量
    └ 緊急時の身体の冷却方法
    └ 尿の色・頻度による脱水レベルの判断

※お問い合わせいただいた内容に応じて、リクエスト・カスタマイズ対応の企画をご提案いたします。

推奨する開催時期

4〜6月(推奨)
7〜8月(ピーク)

熱中症は6月から増加し、7〜8月に発症のピークを迎えます。
9月には再び6月と同程度の水準に低下する傾向があります。

予防意識を高めるためにも、春〜初夏の開催が特に効果的です。

講師について

研修は、以下のような専門職の講師が担当します:

・産業医
・保健師
・看護師 など

実務経験と専門知識を持つ講師陣が、現場に即した実践的な内容を提供します。

料金形態

お見積り対応制
・お問い合わせフォームよりご連絡ください。
・当社担当よりヒアリング後、講師キャスティング・企画プラン・お見積りをご案内します。

参考価格:30分 ¥50,000〜
※研修時間・開催方法(講師派遣/オンライン/動画配信)やオプションの有無により変動します。

熱中症セルフチェックリスト

以下の項目に複数当てはまる場合は、脱水や熱中症の初期症状が進行している可能性があります。
こまめな水分補給と涼しい環境での休息を心がけましょう。

身体のサイン

  • 手が冷たい
  • 口・喉の渇き、乾燥
  • 唇・皮膚の乾燥
  • 尿意はあるが量が少ない

行動・反応の変化

  • ボーっとする(集中力の低下)
  • 立ち眩みがある
  • 爪を押して白くなり、赤みが戻るまでに2秒以上かかる

※チェック項目に複数該当する場合は、軽度〜中度の脱水症状が進行している可能性があります。
すぐに水分補給を行い、涼しい場所で安静にしてください。
状態が改善しない場合は、医療機関への相談をおすすめします。

法人向け熱中症予防対策セミナー

なぜ今、企業に「熱中症対策セミナー」が不可欠なのか?

  • 安全配慮義務:労働安全衛生法に基づき、企業は従業員の健康を守る責任があります。
  • WBGT値の管理:厚労省が推奨する暑さ指数に基づいた対策が求められています。
  • 労災リスクと生産性:熱中症による事故は労災認定の対象となり、企業の信頼と業務効率に影響します。

対象者に合わせた効果的な研修プラン

プラン 対象 内容
A:セルフケア研修 全従業員 熱中症の基礎知識、初期症状の見分け方、水分補給など
B:管理者研修 管理職・安全衛生担当者 WBGT活用、作業環境管理、法的責任、緊急対応
C:高温作業者研修 建設・運送・製造業など 空調服の活用、休憩・水分補給スケジュール、事故事例共有

サポート

サポート体制
  1. 事前ヒアリング
    ▶開催目的/参加対象者/ご予算
  2. 企画制作
    ▶講師キャスティング/企画毎のお見積り
  3. 社内プロモーションサポート
    ▶パンフレット/チラシ作成
  4. 教材作成
  5. 開催後のWEBアンケート調査
    ▶参加者にWEBアンケートを実施

 


オプションサービス

  • 実施オンラインセミナーを録画、後日配信配信(復習・未受講者向けにご活用頂けます)
  • セミナーの内容を要約し、データパンフレットとしてご提供

職場の熱中症対策レベル診断

従業員の命と健康を守るために。8つの質問から、貴社の熱中症対策に関するリスクと、今すぐ取り組むべき課題を明らかにします。
(複数選択可)の設問があります。


脱水症状レベルセルフチェック

熱中症セルフチェック & 尿の色による脱水レベル

熱中症セルフチェック

  • 手が冷たい
  • 口・喉の渇き、乾燥
  • 唇・皮膚の乾燥
  • ボーっとする(集中力の低下)
  • 尿意はあるが量が少ない
  • 立ち眩み
  • 爪を押して白くなり、赤みが戻るまでに2秒以上かかる

上記の症状が複数当てはまる場合は、軽度〜中度の脱水が進行している可能性があります。

尿の色でわかる脱水レベル

尿の色は、体内の水分状態を知る重要なサインです。
色が濃くなるほど、脱水が進行している可能性があります。

以下の表を参考に、適切な水分補給を心がけましょう。

尿の色と水分補給ステージ

ステージ 尿の色の目安 水分補給の目安
ステージ1 透明〜薄い黄色 普段通りの水分補給でOK
ステージ2 やや濃い黄色 コップ1杯(250ml)を補給
ステージ3 濃い黄色 1時間以内に250ml、屋外なら500ml
ステージ4 茶色がかった黄色 今すぐ250〜500mlの補給が必要
ステージ5 濃い茶色〜赤色混じり 今すぐ1ℓ以上の補給+医療機関へ

※尿の色が濃くなるほど、脱水が進行している可能性があります。
特にステージ4〜5は、速やかな対応が必要です。

尿の色と脱水レベル

熱中症リスクレベル セルフチェック

ご自身の生活習慣や働く環境を振り返り、最も近いものを選んでください。

【必ずお読みください:ご利用上の注意】
このチェックは、熱中症のなりやすさを評価するための一般的な目安です。医学的な診断に代わるものではありません。また、めまい、立ちくらみ、吐き気、頭痛、意識がもうろうとするなど、熱中症が疑われる症状が既にある場合は、このチェックを行わず、直ちに涼しい場所へ避難し、ためらわずに救急車を要請してください。

質問 1 / 10

質問文がここに表示されます。



よくあるご質問(FAQ)

Q1. 企業として、なぜ熱中症対策の研修を実施する必要があるのですか?
主に2つの理由があります:

① 法的責任(安全配慮義務)を果たすため:
労働安全衛生法に基づき、企業は従業員の安全と健康を守る義務があります。
熱中症リスクが高い環境で教育を怠ると、義務違反とされる可能性があります。

② 経営リスクを回避するため:
労災認定や訴訟リスクに加え、暑さによる集中力低下(プレゼンティーイズム)が生産性に影響します。
Q2. 研修では、具体的にどのような内容を学べますか?
ご要望に応じてカスタマイズ可能ですが、主な内容は以下の通りです:
・熱中症のメカニズムと症状のレベル分け
・初期症状の見分け方と応急処置
・水分・塩分補給のタイミングと方法
【管理者向け】 WBGTの理解と作業計画の立て方
【管理者向け】 法的責任と管理体制の構築方法
Q3. 従業員の役割によって、研修内容を変えることはできますか?
はい、可能です。
・全従業員向け:「基礎知識・セルフケア研修」
・管理職向け:「管理体制構築研修」
・屋外作業員向け:「専門対策・実践研修」
対象者に合わせた最適なプログラムをご提案します。
Q4. 講師はどのような専門家の方ですか?
医師、保健師、理学療法士に加え、
スポーツトレーナー健康運動指導士など、身体と運動の専門家が担当します。
また、労働安全コンサルタントなど、テーマに応じた講師陣が揃っています。
Q5. オンライン形式での実施も可能ですか?
はい、可能です。
リモートワークや複数拠点を持つ企業様でも、
統一した教育を効率的に実施できます。
出張形式でのインタラクティブな研修も対応可能です。
Q6. 研修を実施するのに最適な時期はいつ頃ですか?
5月〜6月頃の実施を推奨します。
夏本番前に知識と意識を高めることで、シーズン中のリスクを大幅に低減できます。

健康経営をトータルでサポートします

ウェルネスドア合同会社は、企業様の健康経営をトータルでサポートするため、
多岐にわたる健康セミナーと、貴社に最適なプランがわかる
無料の「健康経営ロードマップ診断」を提供しています。


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